ただいま上海封鎖中!

COVID-19の感染球拡大を受けて、2022年3月末に突如として事実上のロックダウンに踏み切った上海。ただ中の現在、その始まりからを何かのために記しておこっと。

2022/03

3月21日(月) 有症状   31例 無症状     865例
3月22日(火) 有症状     4例 無症状     886例
3月23日(水) 有症状     4例 無症状     979例
3月24日(木) 有症状   29例 無症状   1580例 
3月25日(金) 有症状   17例 無症状   2231例

週前半こそ閔行区にある事務所に入れるだ、入れないだ、18日以降の陰性証明の提示が必要だなんだのと、出社できる出来ないってな話があったものの、無症状陽性者の割り出しが進むにつれて入区規制みたいな雰囲気さえ出てきてしまった。結局、出社は叶わず、もんもんと自宅での日々のルーチーンをこなす。

起床→朝食→在宅開始→昼食→午後買い出し→夕方、ランニング→夕食→睡眠

3月19日(土) 有症状   17例 無症状   492例
3月20日(日) 有症状   24例 無症状   734例 

雨の土日 風も強く、引き籠るには最良の週末だった。
無症状陽性者がじりじりと増えて行く。



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この日の感染状況は、3月18日(木) 有症状   8例 無症状   366例

3/18-20にかけて、小区を48時間封鎖してPCR検査を行うってな話になったようだ。住んでいる長寧区では区内を10の街道に分け、2-3街道ごとに輪番で隔離を行うと当初の話。やがて重点地域(特に感染者が増えていると危惧されるエリア)以外はPCR検査のみで封鎖はしないとかって話。うちはというと、検査だけの小区に該当したようだ。

3/18 やがて実行されるであろう封鎖を前に、ぎりぎり営業している日本飯屋で食事でもというお誘いを受け、エレベーターで階下へ降りたところで顔見知りの上海人のおばちゃんが「PCR検査、やったかい? 無料だし、受ければこの小区は封鎖がないから行っといてで!」とおっしゃる。

取り合えずお客様に食事の前にちょっと寄ってきますと一報入れて小区内の公園へ行ってみれば、なるほどすでに人の列ができ始めていた。そもそも、今日か昨日か、明日か? いつどこで住民の検査をやるのかも通知が無かった。検査場の白装束によれば準備が出来たら所定の棟の住人を呼びにく予定が、会場を見た人間が自分の棟に戻って、次々に人を呼んできた結果、我先にと勝手に人が集まっちゃったのだそうだ。これって感染リスクじゃないのか(汗 ちなみにお手伝いされてる一般人?みたいな人に尋ねると「ここでは外国人はダメだ、別で受けなさい」とか言われる。

仕方がないので食事へ行くと連絡が来る「マンション住人ならば、外国人も受けなさい」。どういうことやねん! とはいえ、夜22時までやってるとかでちゃんとお昼を頂いて、ついでに一杯やっちゃたりして、酒臭い息のまま15時頃に行ってみると、なんだ空いているじゃないか。ちゃちゃっと健康雲の検査コードを出して並ぶ。
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ここは10個1検体制のようで、並んだ順とかをいちいち厳しく言われながら、検査終了。
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こちらのステッカーをもらう。のちに、このシールを門衛に見せれば、登録だの、陰性証明の提示だのってものは省かれると言う。48時間以内とか、連絡先のチェックとか、最初の1日のみであとは中国的に形式のみとなる。ただ不思議なことに門衛なども顔を覚えていないようでよく見てるんだと思う。一度、ステッカーと記憶の中の顔が一致すればとやかくいわなくなるけど、デリバリーサービスとか、外来者などは一応、呼び止めらえている。 ここら辺が人の営みって気がしないこともないのが中国。


平時であれば3-4時間ほどで出る検査結果だが、さすがに翌朝の確認となった。厳密に言えば深夜2時頃となっており、証明期日としては3月19日となっていた。
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ご苦労様です。

ただ、一点問題があるとすれば、もともと翌日の3/19に個人的にPCR検査を受けるために検査場に予約を入れて、40元をあらかじめ前払いしたコードをこの日、利用してしまったがために、無料のはずが有料で受けてしまったのだ。正しくは、予約コードを先に取り消すか、別の検査コードを新しく登記してから受ければよかったのだけど、もはやアフターカーニバル....

3月14日(月) 有症状   9例 無症状   130例
3月15日(火) 有症状   5例 無症状   197例 
3月16日(水) 有症状   8例 無症状   150例
3月17日(木) 有症状 57例 無症状   203例

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一昨日、封鎖が解けたはずの裏の11号棟で再びPCR検査を実地? 何があったんだろう?

15日までは出社が出来た。事務所の入っているビルは今回の感染拡大のちょうど激震地である閔行区にあり、16日には恐らく上からの命令で一般の建屋への立ち入りが制限されてしまったがため、在宅勤務への移行を余儀なくされてしまった。ただ、まだ上海以外は通常通りに動いており、物流もわずかに生き残っていたので、この週いっぱいは受注や出荷指示などが行えた。

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3月12日に封鎖が始まった裏の11号棟

3月10日(木) 有症状 11例 無症状   64例
3月11日(金) 有症状   5例 無症状   78例 
3月12日(土) 有症状   1例 無症状   64例
3月13日(日) 有症状 41例 無症状 128例

闵行の感染拡大における重点地域の小区封鎖が始まり、ポツポツと感染者が増え始めた時期。
小学校などがすぐさま全校生徒のPCR検査を行ったほか、速やかに在宅学習へと切り替えた。
商業施設等で陽性者が確認され、直ちに施設が48時間の封鎖に合ったりし始めた。

この頃は濃厚接触者(密切接触者)の割り出しも可能であり、第一、第二と段階を踏んで、
接触者の居住地のみを48時間封鎖していた。

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